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かすみ目は病気の前兆かも?その原因と対処法とは

「あれ?目がかすんで見えにくい!」というような症状は、日常的によくありますよね。かすみ目は、誰でも起こる症状なので、単なる疲れ目だと捉えがちになります。しかしかすみ目が続いたり、頻繁に起こったりすると、思いもよらぬ目の病気の前兆かもしれないのです。

 

 

 

かすみ目が前兆として現れる目の病気には、白内障緑内障眼精疲労糖尿病網膜症など多くの種類があります。かすみ目に続いて現れる症状や、同時に伴う症状などを理解することで、前兆となる病気などの判別にも役立てることができます。かすみ目が兆候として現れる病気や症状、そして対処法まで詳しくお伝えします。

 

 

かすみ目の症状としくみ

 

一口にかすみ目と言っても、その症状は人や原因によってさまざまです。症状によっては、単なる疲れ目ではなく、病気のサインである前兆かもしれないのです。かすみ目の症状やかすみ目になるしくみをよく知って、病気か否かを見極めることが大切です。

 

 

かすみ目の症状

かすみ目とは、目がかすんでみえたり、ぼやけて見えたり、一部が欠けて見えたり、さまざまな症状のことです。日常的な目の酷使による疲れ目からくるかすみ目と、病気が原因でのかすみ目とでは、その症状に違いがあります。かすみ目そのものの症状が異なる場合や病気の種類によって特異な症状を伴う場合があります。

 

 

 

かすみ目とは、次のような状態になることを総称しています。

 

・近くや遠くのモノが見えづらい

 

・見るモノにピントが合わせにくい

 

・視界の全体がぼやけて見えにくい

 

・視界の一部が欠けて見えない

 

・視界の全体に霧がかかったモヤのようにかすむ

 

・視界の全体に小さな虫が飛んでいるように映る(飛蚊症)

 

 

かすみ目になるしくみ

かすみ目は、パソコンやスマホの普及とともに増え続けているといわれています。パソコンやスマホなどで、長時間続けて近くばかりを見ていると、ピントは近くに合わさったまままで、いきなり遠くを見た時にピントがズレてしまいます。これがカスミ目になる原則的なしくみで、これはカメラの凸レンズと同じ原則なのです。

 

 

水晶体と毛様体筋の役割

目の瞳の内側にある水晶体は、カメラの凸レンズのような役割を担っています。この水晶体の厚さの調整によってピントが合わされています。この水晶体の厚さを調整しているのが細い糸状(チン小帯)の毛様体筋です。毛様体筋が水晶体を取り巻いて、水晶体を厚くしたり薄くしたりして、遠近のピント合わせをコントロールしています。

 

 

 

近くを見る時には毛様体筋を緊張させて水晶体を厚く膨らませ、遠くを見る時には緩めて薄くします。ところが、目を酷使して疲労させると、毛様体筋の働きが弱まってピントの調節が正確にできずに、かすみ目や視力低下の原因となるのです。

 

 

かすみ目になる原因

 

かすみ目になる原因はいろいろありますが、大きく分類すると4つになります。@目の酷使による疲労Aメガネやコンタクトの不一致B加齢による目の機能低下C病気の前兆の4つです。

 

1.目の酷使に因る疲労

最近はパソコンやスマホの普及によって、仕事においてもプライベートでも、ちいさな文字や画像を至近距離でしかも長時間見ることが多い生活習慣になっています。こういった長時間に及ぶ目の酷使による疲労が、かすみ目の原因となります。目の疲労が重なると眼精疲労に、また暗い場所で強い反射光を目に浴び続けると緑内障に発展することがあります。

 

 

2.メガネやコンタクトの不一致

メガネやコンタクトの調整不足によるピントのズレも、目の疲労やかすみ目の原因となります。ピントが合わないメガネやコンタクトの使用は、水晶体のピント合わせの調整役を担う毛様体筋に絶えず緊張を与え続け、調整不足を招いて、かすみ目になります。

 

 

3.加齢による目の機能低下

長年使い続けた目の疲労の蓄積はもちろんのこと、加齢によって目の機能そのものも低下していきます。老眼などで視力の低下を招き、ピント合わせの調整に毛様体筋が疲労してしまいます。40歳を過ぎたあたりから、かすみ目とともに眼精疲労や白内障も増えてきます

 

 

4.病気の前兆によるもの

かすみ目は、思いがけない病気の前兆として起こる場合も数多く考えられます。かすみ目の原因が前兆となる主な目の病気には、ドライアイ眼精疲労白内障緑内障、そして糖尿病網膜症などが考えられます。

 

 

かすみ目が前兆となる主な目の病気

 

かすみ目が前兆となる病気は数多くあります。脳腫瘍や脳梗塞や脳出血などの脳の病気でも初期段階でかすみ目の症状が現れることがあります。ここでは、かすみ目の前兆が見られる目の病気の中で、代表的な5つの種類を紹介させていただきます。

 

 

ドライアイ

ドライアイ」とは、涙の量が不足して目が乾燥してしまい、目の表面が傷ついてしまう病気です。コンタクトの装着やパソコンやスマホの長時間の操作、エアコンの使用や加齢による機能低下などで目が乾燥することで傷つけてしまいます。乾いたままで目の表面の傷を放置しておくと、角膜や結膜も傷ついて、角膜炎や結膜炎まで発展することがあります。

 

 

 

ドライアイの症状には、目の乾燥や目の疲れ、かすみ目などの症状があります。また目の表面が傷ついていると、ゴロゴロした感覚や異物感が残ることがあります。

 

 

眼精疲労

眼精疲労」とは、字のとおり眼の疲労のことで、長年の目の酷使による疲労が原因で発生します。単なる目の疲れの「眼疲労」ではありません。眼疲労は症状であって病気ではありませんが、眼精疲労は明らかな目の病気なのです。目の疲れや痛みはもちろん、かすみ目やぼやけて見えにくいなどの症状があります。疲労度が強いと頭痛やめまいや吐き気などの症状も伴います。

 

 

白内障

白内障」とは、目の水晶体が濁ることで視力の低下を招く病気です。神経質になるほど重たい病気ではありません。白内障患者の70%以上の人は加齢が原因によるもので、老人性白内障(または加齢白内障)と呼ばれています。残り30%の原因は、先天性や障害性のものでアトピーや糖尿病なども関係しているとされています。

 

 

 

白内障の進行はゆるやかで、最初のうちは際立った自覚症状はありません。進行が進むに連れて、かすみ目や視力の低下などの症状が出てきます。白内障の特徴は、霧がかかったモヤのように白くかすんで見えたり、光が眩しかったり、二重三重に映るなどの症状を伴います。特に晴れた日に眩しさや目のかすみを感じます。白内障は、比較的簡単な手術で治癒できます。

 

 

緑内障

緑内障」とは、眼圧が高くなり視神経乳頭が、眼球の内側から押し潰されて徐々に視野が狭くなる病気です。病気の進行が早く止まらない場合は失明することもあります。

 

 

 

緑内障の症状は、かすみ目や視力の低下はもちろんですが、際立った特徴は両目の視野の一部が欠けることです。またある程度進行するまでは自覚症状がありません。成人の失明原因の第1で糖尿病網膜症と競い合っています。早期治療で眼圧を十分にコントロールできれば、失明は避けられるようです。なお急性緑内障では頭痛や吐き気・おう吐などを伴う場合もあります。

 

 

糖尿病網膜症

糖尿病網膜症」とは、糖尿病での高血糖状態が長く続くことで起こる目の病気です。高血糖で網膜の毛細血管が障害されてしまい、眼底出血や網膜剥離(はくり)などが起きて、視野の欠落や視力の低下を招き、重症化すると失明することもあります。

 

 

 

特徴的な症状としては、視野の中で煙のススのようなものが舞っているように、また小さな蚊のような虫が飛んでいるよう(飛蚊症)に映ります。網膜で出血が起こってしまうと、視野の中で、黒いカーテンが帯状にかかったように映ります。

 

 

 

このような視覚障害が起きるまで自覚症状がないまま進行するのも特徴です。大人の失明原因第1位の緑内障と競い合うほど失明率の高い病気です。専門医で血糖値のコントロールと眼科での治療を続ければ、失明は防げるとされています。

 

 

かすみ目の対処法

 

かすみ目の対処法は病気以外が原因とされるかすみ目と病気が原因となるかすみ目とでは、その対処法は、当然異なります。ただ病気が原因であっても、病気の障害が出るまで自覚症状などの前兆もなく進行する場合もあります。かすみ目が頻繁に起きると感じたら、定期的に受診することが最善の予防法です。

 

 

病気以外が原因の場合での対処法

長時間の至近距離からの凝視は、ピントを合わせる働きをする毛様体筋の衰弱を進行させます。視力の良い健康な人であってもかすみ目を一時的・単発的に生じます。またメガネやコンタクトでピントが合っていないと、使用中ずっと目を酷使していることになります。コンタクトの使用は、目を乾燥させたり傷つけたりする原因にもなります。

 

 

 

日常から次の点に注意してかすみ目を予防しましょう。

 

・長時間の連続した至近距離からの凝視作業に注意を払う

 

・30分〜1時間おきに休息し、遠くをぼんやりみて毛様体筋の緊張をほぐす

 

・目の疲れを感じたら必要に応じて目薬を点眼しケアする

 

・メガネやコンタクトのピント調節をしておく

 

・コンタクトの使用においては、必要時以外は外しておく

 

・かすみ目が一時的・単発的ではなく、慢性的・頻繁的な場合は眼科で受する

 

 

病気の前兆が原因の場合での対処法

かすみ目の症状を、日常の単なる目の疲れに因るものとだけ捉えるのは、少々早合点です。かすみ目は多くの目の病気の前兆として現れる場合が多いのです。特にかすみ目が頻繁に起こる場合や慢性的に起こる場合には、病気の前兆である確率が高くなります。

 

 

 

病気の前兆であることの判別が難しいのは、病気の種類によって、初期段階ではかすみ目の症状以外には、その病気特有の自覚症状が見られないことが多いということです。ここで紹介した、代表的な目の病気の前兆としての特徴的な症状をよく知っておくことが重要です。

 

 

 

さらに、頻繁的または慢性的にかすみ目の症状が現れる場合には、まず眼科で受診して相談することをおススメします。同時に視力検査やメガネ、コンタクトのピント調整をしておくことも重要です。

 

 

まとめ

目は、私たちが生活していく上で必要な情報の70%〜80%を受信しています。もし『失明してしまったら・・・』なんてことを考えると、その重要性が分かりますよね。かすみ目は、その大切な目の病気を事前に教えてくれる前兆であることを十分に認識しておくことが大切です。

 

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